レンチンプラスとAHCCの違い
レンチンプラスとAHCCの違いはなんですか?
レンチンプラスとAHCCはどちらが効果が高いですか?
レンチンプラスとAHCCはどちらが良いですか?
レンチンプラスについてのご質問(ご相談)で、AHCCとの違いや比較を聞かれることが大変多いのですが、前記事でBRMについて語りましたが、薬剤BRMでさえ個人差が大きいのですから、食品BRMも利用をして様子を見てみないことにはわかりません。というのが正直なところです。
また、名前が変わっているので、なんだかよくわからない。
というのがご利用者の正直な感想だと思いますので、前記事BRMの復習をしながら、薬剤やサプリメントの名称についてご説明していきます。
薬剤BRM(生物学的応答調節剤)の3商品
BRM(Biological Response Modifiers)生体応答調節剤という免疫賦活剤(薬剤)が、抗がん剤や放射線治療と併用されることがあります。
レンチナンの製造元は、味の素製薬です。名称由来はシイタケ属の学名[Lentinula]
※以前は大鵬薬品が販売委託をしていましたが、昨年7月より製造元である味の素製薬が直接販売するようになりました。他に沢井製薬がジェネリック薬(レナカット)を販売しています。
クレスチンは、クレハ(旧呉羽化学)と第一三共の共同販売です。
※名称由来は...説明不要ですね^^;
シゾフィランです。製造元は「科研製薬」
※商品名(製剤名):ソニフィラン筋注20mg
※有効成分名:シゾフィラン
放射線療法との併用で使用されます(子宮頚癌の放射線療法の直接効果の増強)
どの癌の、どんな場合の、どの療法に使うと使用目的がはっきりしています。
※混合診療解禁で、おそらく今後は緩和されていくと予測されますが。
※巷では、ことさらに抗がん剤や、がん治療の恐ろしさを説くようなジャーナリストがいらしゃいますが。
私自身は、患者さんの年齢・がんの種類・部位・進行具合によっては、抗がん剤や手術をした方がいいと考えています。
但し、どうしても手術はしたくない、抗がん剤も嫌だという患者さん。または標準治療後に再発予防のために、医師に相談する患者さんが大変多いのが事実です。
そんな局面で代替医療の医師は、副作用の心配がほとんどない食品BRM(≒免疫サプリメント)を患者さんにすすめる事があるのです。
食品BRM(免疫サプリメント)の3商品
レンチンプラスとAHCCの違いを説明する時、椎菌LEMの説明からはじめると全体が見えてきます。
LEMの個体培地とはバガス(サトウキビの搾りかすと米ぬか)です。
AHCCは現在製法を企業秘密としていますが、この3商品とも開発者は同一人物でアラビノースとキシロースを主な構成糖とするヘテログリカン(複合多糖)を有用成分としています。
椎菌LEMのメーカー野田食菌は千葉県野田市にありますが
ここに在籍していた研究部長がLEM⇒AHCC⇒レンチンプラスの順に食品としてのBRM(生体応答調節物質)を開発し、大和薬品退職後はシイタケ菌ではなく酵母菌による食品BRM開発をされています。
この表にある、LEM⇒AHCC⇒レンチンプラスの3食品は、ヒトの治験において二重盲検法を実施し、国内の代替医療機関でも定着している免疫サプリメントです。
AHCCレンチンゴールドからBioBranレンチンプラスへ
昨年レンチナンの販売が、販売委託の「大鵬薬品」から製造元「味の素製薬」に変わりましたが、レンチンとAHCCは、ちょうどその逆の経緯になります。
私がはじめて大和薬品のレンチン商品に関わった時は「大和薬品」が製造元「アミノアップ化学」からAHCCの販売委託を受けて、『AHCCレンチンゴールド』という商品名でした。やがて前述の研究部長が大和薬品に移籍し、BioBranの開発に成功し『BioBranレンチンプラス』と名称変更になったのです。
私の個人的見解では、 椎菌LEM、AHCC、レンチンプラスのどれでも、一定の効果はあると思っています。実際に改善例をいくつも見ていますし、抗がん剤治療も他の健康食品も使用せず、単独使用のみで改善例もあります。
もし経済的に余裕があるのなら、カクテル療法のように、3商品を同時に利用される方法も良い思います。もし症状が改善されたら、1つ目を除外し、次に2つ目を除外し、自分に合っているサプリを見つけるという消去法があれこれと不安を解消するには効率的ではないかとアドバイスしています。
LEMとAHCCとレンチンプラスの選択に悩んだ時
相談員の職務として、ご相談者の経済的負担を減らことも重要な役割ですので
3商品の選択で悩んだ場合は以下のようにご説明しています。
目視で比較しやすいように、粉末商品がベストです。
コップ半分ほどの水に3商品の粉末をそっと入れてください。
その時に、さっと水に溶けるような商品が効果が出やすいです。
弊社(カインドケア)は、大和薬品製品専門卸しですので、大和薬品製品のサンプルは、いつでもご提供できますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
KSK直販は弊社の直営になりますが、その他大和薬品代理店様の相談員も業務としております。
弊社はBioBran(レンチンプラス)の専門商社ですが、そのために他社製品を誹謗中傷するような事はいたしません。強いて言うならば、大和薬品のBioBranは世界50ヶ国に普及した点は、他の2商品に比較して特筆すべき点でしょう。
レンチンプラスを経済的に利用するために
⇒別頁レンチンプラス(BioBran)をグラフでご説明いたします。
に掲載しなかったグラフに以下のグラフがあります。
※大和薬品は元々AHCCを販売していましたから、他社比ではなく当社比としてのグラフです。 |
一見すると、レンチンプラス(BioBran)の方が、AHCCよりも効果が高いように見えますが、見るポイントはそこではありません。
濃度別=摂取量による効果の違いを見て頂きたいのです。健康食品の販売業者の中には「とにかく沢山飲んだ方が効く」と大量買を勧める業者がいるようですが、それに注意してください。このグラフの意味するところは、4倍の摂取量でも効果は4倍にはならないという視点です。
【レンチンプラス(BioBran)をグラフでご説明いたします。】には、1〜3gまで摂取量の違いがあっても、長期的には効果に違いがない事や、効果の持続日数なども正直に示しています。
※実はこの健康人ボランティア治験には私自身も参加しています。
次回はアラビノキシランへの誤解...について書く予定です。
2013年6月より、このコラムの連載は相談員「橋本雅行」の個人ブログ
『こちらホワイトロック』にて不定期に更新いたします。